HOME ＞ 詳細 たったひとつの願いは

たったひとつの願いは
詞曲［ NAOKO ］   編曲プログラミング 関秀樹

「逢魔が時」・・・夕暮れ時をそうよぶのを御存じでしょうか。
うす暗くなってきて、帰宅を急ぐ人、買い物に出かける主婦、塾に向かうこどもたち、そんな人々で通行量がupして交通事故が起こりやすい時間帯です。そしてあの夕焼けと夕暮れのせめぎ合い！夜の魔物に心を吸い込まれまいと必死にあがいてしまう時間帯なんです。

「もう誰にも出会えないのかしら」心密かに焦っている婚活女子がこの歌の主人公です。仕事帰りの彼女に結婚相談所の担当者（Match maker）からご紹介のメールが届きました。誰も待っていない家に独り帰るしかない彼女の心に希望の灯りがともりました。そんな歌になりました。

いま着信音がした　バッグの隅っこあたり
きっとMatchmakerのメール　紹介状が届いた

やっと6時の人波に体をあずけて帰る
ちょっと待ってこのままじゃ　地下道にのまれちゃうよ

なんて寂しい夕暮れだろう
シルエットになっていくビルの形に
切り取られてゆく西の空は　鮫色の夕暮れと戦っている
I've been alone　Now I am alone

人波を逃れ引き返した　夕焼けが見たくて
駅デッキに上り振り向けば
頬に夕日があったかいサンセット

ざっと婚活３年目　晩御飯なに食べよう
別に待ってる人も無い　気ままな夜があるだけ
会ってみようかな　この人が君かな
鮫色の夕暮れが近づいてくる
存在感のない月を横目に　コンビニの店先で返信した「お会いします」

沈みたくないあの太陽が描いた夕焼け空
たった１つの願いが
叶いそうな気がしてるサンセット　怖くないよね君がいるなら　鮫色の夕暮れも

たった１つの願いは
肩寄せて君と歩くサンセット

そこへ行くよ待っていてね君がいるところへ
たったひとつの願いは　夕焼けも二人で
夕暮れも二人で肩寄せて二人でいるサンセット